薬剤師と医薬分業続きその1

医薬分業と薬剤師の需要は深く関係しており、医薬分業が進めば病院などでの薬剤師の存在意義が薄れる可能性があります。
現在、薬剤師は転職しやすい職業と言われていますが、将来どうなるかはわかりません。
さて、医薬分業のメリットは何でしょうか。
薬剤師は薬のプロですから、医師の代わりに調剤をすれば、医師は医師として自分の仕事、つまり診察や治療に専念できるメリットがあります。
そして、薬剤師は薬の使い方を熟知したプロとして存在するため、患者さんに安心して薬を提供することができるのです。
また、医師が書いた処方箋には薬の処方内容が記載されており、その内容を薬の専門家である薬剤師がダブルチェックすることができるのです。
服用量や服用方法、薬の組み合わせなどを専門家が再度確認することで、薬の安全性を高めることができるのです。
また、病院外の薬局や、別の病院に入院していても行きつけの調剤薬局で好きな時に薬を購入できるのもメリットです。
また、患者側のメリットとしては、忙しい病院の先生と違って、薬局で薬剤師に相談したりアドバイスをもらったりできることでしょう。
個人的な意見ですが、私にとって薬剤師は、薬のことを気軽に相談できる頼もしい存在です。
最近、薬剤師という職業が人気なのは、転職や就職に困らず、待遇も高いということもありますが、何より患者さんに寄り添える職業として、薬剤師を目指す人が多いと聞きます。