薬剤師という仕事続きその2

薬学部が6年生になり、当然ながら、この間、2010年から2011年にかけて新卒者の数は激減しました。
卒業する人が減っているのだから、当然といえば当然なのだが。
この制度変更により、新卒薬剤師には2年間の空白期間ができた。
この2年間、薬局や病院、ドラッグストアでは極端な薬剤師不足に陥り、人材獲得競争が激化したのです。
こうして、薬剤師の好待遇が実現したのです。
現在でも新卒・既卒を問わず、好条件の薬剤師の求人は多く、就職に困ることはなさそうです。
つまり、転職先として追い風が吹き続けているのです。
この「超売り手市場」とも呼ばれる状況は、今後も続くと予想されます。
特に日本全国には、チェーン展開している大手ドラッグストアが数多くあります。
これらの企業は、薬剤師を正社員としてだけでなく、パートやアルバイトとしても非常に厚遇している。
このような大手ドラッグストアは日本全国にありますので、極端な話、どこに行っても薬剤師は仕事の心配をする必要がないと言えるでしょう。
これは薬剤師をやっていた女性にとっては嬉しいことです。
結婚して一時期仕事をやめていた人や、子育てのために何年も仕事を離れていた人でも、再就職がしやすいのです。
ブランクがあっても仕事が見つかりやすいでしょう。
また、ご主人の転勤で引っ越さなければならない場合でも、引っ越し先で簡単に転職することが可能です。
そのため、薬剤師の仕事の将来性は明るいと言えるでしょう。