薬剤師という職業は将来性が高いと言われていますが、社会の流れや世の中の変化により、今後その状況が変わってくるかもしれません。
どんな職業でも将来は不透明ですが、現在大学に通い、努力で薬剤師になるための勉強をしている人にとって、薬剤師に将来性があるかないかでモチベーションが大きく変わってくるでしょう。
薬剤師の求人に関しては、日本では売り手市場であり、求人が増え続けているため、転職がしやすい状況です。
これには理由があります。
2013年頃、東京都心を中心に大手ドラッグストアが新卒の薬剤師を確保しようとする動きが多く見られました。
良い人材を確保したいのであれば、待遇を良くしなければなりません。
そのため、新卒の初任給を年収500万円以上とする企業も出てきています。
しかも、パートタイムの薬剤師でも時給4,000円以上と、非常に良い待遇になっています。
このような状況が続けば、転職先として、また憧れの職業として、薬剤師を目指す人はますます増えていくでしょう。
近年は慢性的な薬剤師不足の影響もあり、薬剤師の待遇は良好に推移しており、これから薬剤師を目指そうと考えている方にとっては安心材料になると思います。
では、そもそもなぜ日本では薬剤師が不足しているのでしょうか。
それは、薬学部の制度が6年制に移行したことに起因します。
もともと4年制だった薬学部は、2006年から6年制に移行しています。
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