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シャトー・ラトゥール [2007]年(750ml)【フランス/ボルドー赤】

Chateau Latour 2007/ Bordeaux Red Dry CH.ラトゥール 2007 当該商品は自社販売と在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく可能性があります。

格付け ボルドー・メドック地区第1級(1855年) A O C ポイヤック 畑位置 ポイヤック村のCH.ラトゥールの所有地 畑面積 65ha(シャトーの周囲の48haは「ランクロ」と呼ばれ、グラン・ヴァンに含まれる) ※《ランクロ》  シャトーを取り囲む47haの区画をランクロといい、必要な時しか植え替えられない古いブドウの木が植わっており、この一角がグラン・ヴァンの最も重要な部分。

年間生産量 2007ヴィンテージ:全生産量の38%/約1万ケース/12万本    (※平均:約 22万本) 平均樹齢 ランクロ:40年以上/ その他:37年以上 ブドウ品種 2007ヴィンテージ:カベルネ・ソーヴィニョン91% メルロ9% (※平均:カベルネ・ソーヴィニョン75%、メルロ25%、カベルネ・フラン4%、       プティ・ヴェルド1% 収 穫 全て手摘みで完全除梗。

≪2007ヴィンテージ収穫日≫  *メルロ:9/21〜10/2  / *カベルネ・ソーヴィニョン10/3〜15 収 量 37hl/haの低収量 醗 酵 ステンレス製タンクで実施。

(※醗酵と二次醗酵は3週間、マロラクティック醗酵もタンク内。

) 熟 成 オーク樽(新樽率100%)でおよそ18ヶ月間の熟成期間 諸処理 3ヵ月後との澱引きと瓶詰直前の冬に卵白による清澄処理され、2004ヴィンテージは2006年7月に瓶詰。

タイプ 赤のフルボディ 特 徴 力強い味わいと長命さが最大の特徴で、深い色合い、香りの幅と凝縮感、複雑性に富み長期熟成によりさらに重厚で奥深くブドウの品種の特徴を最大限に引き出されるスタイルで、ボルドーで最も晩熟とも言われるほど長命であり、品質 も非常に安定しているタイプ。

料理 チーズ 牛のヒレ肉の網焼きバターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。

チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。

セカンド レ・フォール・ド・ラトゥール 2007 ヴィンテージ 情報 ヴィンテージ・チャート:16/20点 アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:86点 スペクテーター・ヴィンテージ・チャート:85点 点  2007年の赤ワイン用ブドウは、8月の雨がちで冷涼な気候によって完熟が遅れたため、品質重視のシャトーは非常な遅摘みを迫られ、トップシャトーは、収穫の4割程度をファーストラベルにする厳しいセレクションで、グランヴァンにふさわしい品質に仕上げています。

※ボルドー委員会2007ヴィンテージ情報: 「良い品質」  2007年の気候は、降雨量の多さと、ブドウの成熟に好条件であった素晴らしい晩秋が特徴的なヴィンテージで、収穫は最高の条件のもとで進み、ブドウ樹に細心の注意を払った栽培家の苦労に報いるものとなりました。

バランスが良く、果実味に富み、美味しく、豊かで複雑なアロマを伴い将来有望な素晴らしい赤ワインが誕生。

パーカー氏評価(2010.4):92点 The 2007 Latour (the first wine made in the newly renovated cellars) exhibits a dense ruby/purple color as well as a sweet, expansive bouquet of black fruits and spring flowers interwoven with a striking minerality. The wine’s dense, medium to full-bodied flavors are surprisingly evolved, with soft tannins, an ample, generous mouthfeel, and an endearing texture. Undoubtedly one of the longest lived wines of the vintage, the 2007 Latour should last for two decades or more. 予想飲みごろは、2010年から2030年あたり。

スペクテーター誌評価(2010.3.31):90点  花々やベリーの果実とカラントと甘草の香りがあり、重厚でコクがあり、果実の甘い核を持ち、タンニンはシルクのように滑らかで、新鮮で果実味溢れる余韻へと続き、熟成され、バランスの良い仕上がりです。

予想飲み頃は、2012年あたり以降にベストへ。

  シャトーのコメント:「Good Vintage」 *2007ヴィンテージ  2007年の冬は、1月の終わりまで、数日の−4℃以下の気温を伴う暖かい天候が特徴でした。

2月は非常に湿気が高く、165mmを超える降雨があり、3月8日にメルロの発芽が見られましたが、3月20日から気温が下がり、発芽もゆっくりと広がりました。

4月になると晴天に恵まれ(平均24℃/23日と24日に最高35℃)、植物が早く集中的に生育することを促し、この時点で、2006年よりも10日早い生育でした。

5月は概して雨が多く、寒くなり、5月14日に開花が始まり、ブドウ園中で異質なレベルが現れ、とりわけアンクロの区画の外側で著しく認められましたが、カベルネ・ソーヴィニョンの発達は実質的にはメルロと同じでした。

最初のブドウ房の色づきは7月13日に起こり、色づきの進行はバラツキがあるままで、気温の変化に帰因して停止と進行の期間に臨み、2006年のように8月2日に色づきの中間であると気付きました。

6月、7月、8月の天候は、多湿、雨と熱波に交互に見舞われ、カビの発達に好ましい条件で、全体で、6月と7月の降水量が過去30年間の平均と同様ならば、5月と8月は例年の水準を倍以上に両月とも増えました。

8月29日の豪雨はかなり悲観的な感をもたらしましたが、9月の完璧な天候のお蔭で、1本のブドウ木からもう1本までの成熟はほぼ帳尻があい、この期間は、降水量は最初の20日間はとりわけ低く、また、日中の高気温の晴天と冷涼な夜間が、2007年の収穫の品質に有利に作用しました。

≪2007ヴィンテージ生育状況≫  ・芽吹き:2007年3月1日 / ・中間開花期:2007年5月15日  ・中間色づき期:2007年8月2日 *2007ヴィンテージ収穫:  ラトゥールでは、9月20日の美しい晴天の下で若木を含む収穫を開始し、翌日、9月21日に「プティ・フォア」と「トリオット」の区画の最初のメルロを摘み、10月2日に終了。

9月22日に、12ミリのひどい雨に見舞われた後、ボトリティス菌の危険性が明白となり、10月4日からカベルネ・ソーヴィニョンのいくつかの区画の収穫を再開しました。

魅力的な遅れたシーズンはシャトーに穏やかな進行をもたらし、カベルネ・ソーヴィニョンのそれぞれの区画で可能な限りの最高の成熟を手に入れるために収穫も4週間に渡って実施し、10月15日に終了しました。

結論として、2007年の収穫は良好な天候条件のもとで行い、ボトリティス菌は明白でしたが、いくつかの区画に非常に限られたもので、ブドウ園での選果のお蔭で完璧に除去しました。

アルコール醗酵後の最初の試飲では未だ慎重な香りの上質な口当たりですが、綺麗なタンニンの質感、豊かさ、柔らかさ魅力的な構造とともに示しました。

*テイスティング:  まず、ラトゥールの手掛ける3つのワイ(CH.ラトゥール、レ・フォール・ド・ラトゥール、ACポイヤック)の試飲中に気づいた点はタンニンの寛大さと円熟と豊かさで、たとえ2007ヴィンテージが恐らく長期熟成の可能性のないワインであったとしても、グレートヴィンテージに備わる力強さがいくら足りないながらも、最終的に非常に良質なヴィンテージです。

2007年のグラン・ヴァンのCH.ラトゥールには、とても魅力的な果実味の一片があり、同時に純粋でとても風味がよく、柔らかな素晴らしいタンニンは保持され、過熟や不安定な点はありません。

2007年がさほど著しくないタンニンの構造だと考えると、グラン・ヴァンは例年(過去10年間の平均:6〜8%に対して15%)よりもより一層重要なプレスワインの品質を支えることが可能となり、また、同じ水準を見つけるには1999年まで遡らねばなりません。

増量したプレスワインは豊かさと長さをもたらし、ワインの優雅さと新鮮味を保持し、「ラトゥール」の典型的な個性に通じます。

このCH.ラトゥール2007は1999年と2004年の両方の品質とスタイルに位置しています。

*予想飲み頃:2018年から★

紛れもなく2007年のワイン・オブ・ザ・ヴィンテージ!★

CH.ラトゥール 2007年  CH.ラトゥールは、名実ともに、トップにランクされるボルドーを代表する第1級格付けのシャトーで、メドックのポイヤック村とサン・ジュリアン村の境目にクリーム色のいかめしい塔が、ワインのラベルデザインにも用いられているシンボルの塔です。

この有名な堅牢な塔は、14世紀に遡る古い歴史を持ち、英仏百年戦争当時までシャトー周辺はイギリスの攻撃からフランスを守る重要な砦であったといいます。

17世紀末頃、ラトゥールはセギュール家の所有となり、ここにブドウ園の300年にわたる偉大な歴史が始まり、18世紀に入り、「ブドウの木の王子」と呼ばれたニコラ・アレキサンドル・ド・セギュール公爵の時、イギリス市場の再度の制覇と北ヨーロッパでのワイン・ビジ ネスの発展のおかげで、世界中で高く評価されます。

ナポレオン3世の治世、パリ万国博 覧会のためにメドックとグラーヴの土地の格付けが制定された1855年に、第1級のシャトーとして 認められ、名声が確立されました。

19世紀の好景気、ベル・ エポックと呼ばれる「黄金時代」に、ワインのスタイルとは似つかないかわいらしい外観のシャトーが建てられています。

 1963年、セギュール公爵家は、「ハーヴェイ・オブ・ブリストル(Harveys of Bristol)」と「ホールミンスター社(Hallminster Limited)」という、ともにイギリスの企業に売却し、それから、30年間にわたってイギリス企業による経営が続きます。

1993年7月、現オーナーのフランソワ・ピノー(FRANCOIS PINAULT)氏が購入し、CH.ラトゥールは、企業家で実業家であるピノー氏により、フランス人の手に戻りました。

現在ピノー氏のもと、社長のフデレリック・アンジュレーとクリスチャン・ル・ソメールのエネルギッシュな二人組みにより、素晴らしい舵取りが行われており、ワインの品質の高さは言うまでもありません。

(・・・詳細&一覧) ※ボルドー赤2007ヴィンテージ情報:  2007年の赤ワイン用ブドウは、8月の雨がちで冷涼な気候によって完熟が遅れたため、品質重視のシャトーは非常な遅摘みを迫られ、トップシャトーは、収穫の4割程度をファーストラベルにする厳しいセレクションで、グランヴァンにふさわしい品質に仕上げています。

※WA:92+点 / WS:90点  (詳細はページ下方)

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