乳酸菌 それは、日本と調和する

乳酸菌

乳酸菌 革新が、今、確信になる

こんにちは
今回&bsp;ソー・ジョリ・ジャパン株式会社さんの「SO JOLI BHPエキス」のサンプルをお試しさせて頂くことに。
サンプルパウチ2回分
URL↓https://www.sojoli.jp/products/detail/3

こちらはビフィズス菌と話題のヒト脂肪細胞順化培養エキスが配合された、エイジングサインの気になるお肌を、ぷるぷる潤い美肌へと導いてくれる美容液。
洗顔後にこちらでケアする事で、お肌を守りながら健康的な美肌へと導いてくれるのだそう。また現品も大袋にパウチで個包装された状態で入っているそうで、毎回使う時に開けたてで新鮮な状態で使い続けられるというのも嬉しいところだと思います。
保存に便利なだけでなく、1回分がわかり易い上に持ち運びもしやすいと思います。

さっそく使ってみました!
美容液というと少しとろみのあるイメージが強いのですが、こちらは乳白色のまるでローションの様なサラリとしたテクスチャーになっていました。
美容液でこんなにもローションの様にサラリとしたテクスチャーは初めてだったので、パウチから出した瞬間には意外でビックリしました
肌にのせるとすぐに流れていってしまうくらい とってもサラリとしていて、肌に馴染ませると すぅっとすぐに肌に入っていくような感じがして、ダマスクローズの香りがとても気持ち良く感じました。
強すぎない ふんわりとした優しい香り方で、香りが苦手な方でも心地よく使えそうな感じだと思います。

肌になじみきると全部肌に入り込んで、表面はサラリとしたしっとりと柔らかい肌に感じ、奥から潤ってくれているような、そんな感覚だったように思います。

今回 パウチ2回分のお試しということで、効果や肌の変化まではちょっとそこまでは分かることが出来なかったのですが、ダマスクローズの癒されるような香りや、サラリとしたテクスチャーでとても浸透が良く、こちらでケアする事で肌がとても心地よかったように感じました。
乳酸菌とヒト脂肪細胞順化培養エキスの力が、今後使い続けていくと自身の肌がどうなっていくのか、私の中で とても気になるスキンケアアイテムになりました!
エイジングケアを考えられていらっしゃる方や、気になった方は是非お試しされてみてはいかがでしょう。
詳しくはこちら↓SO JOLI BHPエキス
RisAのIstagram

RisAのtwitter

RisAの@cosmeクチコミ
この度は素敵なサンプルをお試しさせて頂き、ありがとうございました。またの機会が御座いましたら、宜しくお願い致します。

乳酸菌に花束を

Busiess Joural より2017.06.26

石原藤樹「その医療の常識、本当ですか?」
乳酸菌やビフィズス菌、健康に「有効性ない」との研究相次ぐ…オリゴ糖も効果は不明
文=石原藤樹/北品川藤クリニック院長
健康と腸内細菌との関係
「腸が健康をつくる」というような話は、皆さんもよく聞く機会があると思います。これは腸そのものというより、
腸に生育している腸内細菌叢のことを指しています。

 人間の大腸には、実際にはたくさんの細菌が常に生息しています。
最近の研究では3500種類を超える細菌が大腸で生きているようです(参考文献1)。
そうした細菌が人間の栄養状態の調整や、身体を本当に危険な敵から守るための、多くの働きを担っているのです。

 腸内細菌と病気との間に関連がある、という話は以前からあります。
しかし、少し前までの考え方では、ビフィズス菌や乳酸菌と呼ばれる腸内細菌が、下痢などを改善して腸を快調に保つ作用から、
「善玉菌」として尊重され、その一方で病原性の大腸菌やウェルシュ菌などが、腸炎などを起こす「悪玉菌」としてとらえられてきました。

 大人の腸内細菌としては多数を占めている、嫌気性菌であるバクテロイデスと呼ばれる細菌などは、
「日和見菌」というような名称で呼ばれ、悪玉でも善玉でもなく、それほど大きな役割は果たしていない、
という半ば無視されたような扱いでした。

 ところが最近になり、実はバクテロイデス属に代表される日和見菌が、肥満や糖尿病の予防効果を持っている、
という知見が相次いで発表されるようになりました。
これは一体、どうしたことなのでしょうか。
腸内細菌の分析法の変化
 昔の検査では腸内細菌は便を培養することによって検出していました。
その方法では培養しやすい菌としにくい菌があるので、
培養で検出される細菌と、実際の体の中での腸内細菌のバランスとは、一致しないという側面があったのです。
それが最近になって便中の細菌由来の遺伝子の一部をマーカーとして活用して、菌の検出と分類を行なうようになり、
より正確に腸内細菌のバランスが診断できるようになったのです。

 現在広く使用されている分類によれば、大人の腸内細菌叢は、バクテロイデス門がもっとも多く、
次にファーミキューテス門、続いてアクチノバクテリア門という順になっています。
この門というのは腸内細菌の非常に大きな分類で、このなかには多くの細菌が含まれているのです。

 たとえば、ファーミキューテス門のなかには、善玉菌と呼ばれる乳酸菌の仲間や、悪玉菌と呼ばれるウェルシュ菌など、
多くの細菌が含まれています。

 このように、以前の善玉菌や悪玉菌という分類とは別に、遺伝子の分類があり、その両者は一致しているものではないとうことが、
話をややこしくしているのです。&bsp;日和見菌が肥満を予防する?
 最近の知見においては、比率的にバクテロイデス門が減少し、ファーミキューテス門が増加すると、
肥満や血糖上昇に結び付きやすいという、複数の報告があります。

 2014年の「Microbial Ecology i Health & Disease」誌の論文によると、
エストニアでの研究により、腸内細菌でのバクテロイデスや嫌気性連鎖球菌が減少するほど、
血糖値と肥満のリスクが上昇するという結果が得られています(参考文献2)。
乳酸菌は悪玉菌?
 従来善玉菌とされてきた乳酸菌の一種のラクトバチルスは、ファーミキューテス門に属し、
その増加が関節炎や血糖上昇のリスクになる、という報告があります。
これも善玉菌の代表のようにいわれるビフィズス菌も、アクチノバクテリア門に属し、乳児期には腸内細菌の主体であるのですが、
5歳以降のデータでは、その比率が大きいと肥満や血糖上昇に結びつきやすいとする報告があります。

 乳酸菌やビフィズス菌の効能というと、代表的なものは風邪などの感染症の予防と抗生物質による下痢の予防です。
ただ、こうした効能にも疑問を投げかけるような報告が相次いでいます。
13年の「Lacet」誌に掲載されたイギリスの論文によると、乳酸菌とビフィズス菌の合剤を抗生物質と一緒に使用しても、
偽薬と下痢や腸炎の発症頻度に違いはありませんでした(参考文献3)。

 12年の「The America Joural of Cliical Nutritio」誌の論文によると、
偽薬を使用した厳密な研究において、乳酸菌による風邪の予防効果は認められませんでした(参考文献4)。

 確かに動物実験や少数例での臨床試験では、免疫力を強化して感染を予防した、というような報告が多数あるのですが、
その研究としての厳密性はそれほど高いものではなく、
特定の商品となっている乳酸菌を販売しているメーカーが関与している研究がほとんどなので、
その信頼性もそれほど高いとはいえないのです。

 乳酸菌が悪玉菌であるという根拠もあまりないのですが、善玉菌であるという評判も、それほど根拠のあるものではないようです。
腸内細菌の多様性とバランスが健康のカギ
 バクテロイデス門とファーミキューテス門の比率が、生活習慣病に関与しているという知見の一方で、
多くの腸内細菌がバランス良く生育している、つまり腸内細菌の多様性が高血糖や肥満を予防する、
という報告も最近複数発表されています。

 17年の「Iteratioal Joural of Obesity」誌に掲載された論文では、腸内細菌の多様性と食物繊維の摂取量が多いことが、
肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防していました(参考文献5)。

 つまり、単独の細菌が多ければ健康なのではなく、多様な細菌がバランス良く存在していることが、
健康のバロメーターといえるのかもしれません。
腸内細菌との付き合い方
 以前には特定の腸内細菌のひとつにしかすぎない、乳酸菌やビフィズス菌だけが、善玉菌として重用され、
薬やサプリメントとしても推奨されてきましたが、腸内細菌叢が遺伝子レベルで解析可能になると、
腸内細菌を善玉と悪玉に分けるような考え方は単純すぎることが明らかになりました。
それぞれの腸内細菌がそれぞれの役割を果たしつつ、絶妙なバランスを保って存在していることこそが重要で、
その多様性とバランスが健康にとってもっとも重要なことなのです。

 それでは、どのようにして腸内細菌の多様性とバランスを保てば良いのでしょうか。

 一部では商品としてオリゴ糖などの糖質が売られていますが、こうした商品の有効性は、
以前の乳酸菌製剤がそうであったように、まだ確立されたものとはいえません。
現状は野菜や生の果物、食物繊維を充分に摂り、抗生物質の使用などは必要最小限とすることが、
腸内環境の維持に確実に有効な方法で、それ以外のことは、まだ不確実だと考えたほうが良いと思います。
(文=石原藤樹/北品川藤クリニック院長)

【参考文献】
(1)Jadhyala SM, Talukdar R, Subramayam C, et al. Role of the ormal gut microbiota. World J Gastroeterol. 2015 Aug 7; 21(29):8787-803.
(2)Sepp E, Kolk H, Loivukee K, et al. Higher blood glucose level associated with body mass idex ad gut microbiota i elderly people. Microb Ecol Health Dis. 2014 Ju 3; 25
(3)Alle SJ, Wareham K, Wag D, et al. Lactobacilli ad bifidobacteria i the prevetio of atibiotic-associated diarrhoea ad Clostridium difficile diarrhoea i older ipatiets (PLACIDE): a radomised, double-blid, placebo-cotrolled, multicetred trial. Lacet. 2013 Oct 12; 382(9900): 1249-57.
(4)Va Puyebroeck K, Hes N, Coee S, et al. Efficacy of daily itake of Lactobacillus casei Shirota o respiratory symptoms ad iflueza vacciatio immue respose: a radomized, double-blid, placebo-cotrolled trial i healthy elderly ursig home residets. Am J Cli Nutr. 2012 May; 95(5): 1165-71.
(5)Mei C, Jackso MA, Pal1ister T, et al. Gut microbiome diversity ad high-fibre itake are related to lower log-term weight gai. It J Obes (Lod). 2017 Apr 4.
&bsp;いいね!と思ったら↓クリックお願いします

関連記事