くつろぎの乳酸菌一献

乳酸菌

乳酸菌用品が激安楽天市場で通販生活

幼少時代の衝撃って、
後を引きますよね・・・・・。
勝手な思い込みによる「セルフ衝撃」だとしても。

私、「信玄餅」大好きで、
あれを「くず餅」だと思い込んでおり、
いざ「くず餅」なるものを実食したらこんなの違うとばかりに
くず餅が大嫌いに・・・・
という経験がございます。
40数年振りにうっかり久寿餅食べてみたら、

「おいしーーーっ!!」

前言撤回もいいところ。
もう大ショック
ずっと嫌いだと思い込んでいたその空白の時間。
ぜーーったい取り戻す
私の地元・東京は大田区。

その大田っこの心のオアシスが、
東急池上線池上駅にほど近い、
日蓮宗総本山・池上本門寺さん
でございます。
その門前町である池上には、
久寿餅のお店が3件ございますの
そしたらですよ、
久寿餅LOVEの友人(いるんだこれが)発見
このステキなご縁、
だったら、
行くしかないでしょ。
大田区池上へ!
久寿餅食べくらべの旅へ!!

あ、
さきほどから
久寿餅、くず餅とばらばら書いていますけど、
「くず(葛)餅」と「久寿餅」はまったくの別物だそうですよ
(これを書くまで私も知らなんだ~)
「くず(葛)餅」は
葛粉を水で練ったもので、
関西中心で食べられるもの。

「久寿餅」は
小麦粉のでんぷんを乳酸菌で発酵させたもので、
関東が発祥のもの。
私が今回食しますものは
小麦粉発酵の
「久寿餅」。

と、
うんちくはここまで

まずは久寿餅ロード(そんな名前はない)をいざ行かん!
そして買い付けを!!
   
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まずは池上駅前にある「浅野屋本店」さん。&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;

風にたなびく大のれん、
宝暦2年(1752年)創業の風格ある店構えです。
イートイン有り。
しっかり炒めた感が食欲そそる焼きうどんセットが
おすすめメニューです。
&bsp;ところが、
こちらは駅前だけあって売り切れるのが早い!
私たちものんびりしていたら15時前なのに完売
あわてて、
池上本門寺通り商店街にオープンしていた
「浅野屋本舗」さんで購入しました。
「浅野屋本舗」さん (小)税込450円
(注・浅野屋本店さんとは別店舗とのことです)
&bsp;&bsp;
&bsp;
&bsp;カットされていますので、
お皿に盛って 黄粉と黒蜜をかけます。
&bsp;黒蜜さらっさら!
する~っとくずもちの表面を流れ落ちていきます。
色も薄めです。
味わいもあっさり。
&bsp;

黒糖特有の濃密なクドさが抑えられ、
軽快で華やかな後口です。
ハチミツがミックスされているそうです。&bsp;
その一方で きな粉の色が濃い!

黄色というより、
ラクダ色、
もとい、
キャメル色。
こうばしい香りがたまりませぬ。
&bsp;くず餅はつるんっ。
すべやかです。

くず餅そのものにはっきりした味はないのですよね。
ひんやりした舌触りと歯ごたえ、
そしてぼんやりまとまり、
かろうじてほのかに感じ取れる穀物のさっぱりした甘さ。

「浅野屋」さんの久寿餅は
きな粉の力強い香ばしさと
さらっと華やかな黒蜜とのバランスが絶妙でした女性や黒蜜のあまり得意ではない方にはおすすめかも。
お次は
「相模屋」さん 二人前 税込460円

&bsp;&bsp;
&bsp;こちらも享保年間の創業という古い歴史のお店。
「浅野屋本舗」さんを通り過ぎ、
池上本門寺通り商店街の奥に位置します。
小じんまりした店舗ですが、
イートインスペースも完備。葛餅は板状のままですので、
包丁でカットイン。

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&bsp;
&bsp;おっ、
固めです
しっかりした食感です
「浅野屋」さんのものとは明らかに違います。
&bsp;そして餅の味がはっきり濃いです
灰色がかった強めの色ですよね。
&bsp;

黒蜜はしっかりダークな色ですが、
舐めてみると見た目よりもあっさり。

久寿餅の強めの味が際立つ絶妙なサポート、
って感じがします。
最後は「池田屋」さん  一人前390円
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&bsp;「相模屋」さんのお向かいにあります。
お店の看板がきらきらっ!!
まばゆいっす

3店舗の中で一番大きな店構えですね。
こちらもイートインスペース完備。
おでんと茶飯セットなどがいただけます。
&bsp;一人前は袋包装でした。
&bsp;おおっ。
久寿餅がぷるんっ
一番柔らかい~
そして黒蜜がとろんとろん~
とろみが非常に強い
&bsp;濃い~~~!&bsp;このねっとり感~!&bsp;&bsp;そしてきな粉がほんのり甘味があります。&bsp;
&bsp;と、
いうわけで、
葛餅3店舗分を
お腹いっぱい食べきりました
いや~、
違いが出ましたね。
シンプルで淡白なお味の久寿餅ですが、
一度に食べ比べをしてみると
違いがはっきりわかります。お店なりの創意工夫・個性が感じられ、
感動すらおぼえました

個人的には「相模屋」さんの
しっかりめの風味と歯ごたえの葛餅が好きでも、
「浅野屋」さんの濃いめのきな粉とさらさらの黒蜜や
「池田屋」さんのねっとり濃厚黒蜜も愛おしい
そんなこんなで、
最終的にはその日の気分でお店を選んでみたい、
というところで着地。

池上くずもち日和でございました。&bsp;
&bsp;「浅野屋本店」さん
東京都大田区池上6-2-15

「浅野屋本舗」さん
東京都大田区池上4-32-7
(小)450円

「相模屋」さん
東京都大田区池上4-25-7
二人前 460円

「池田屋」さん
東京都大田区池上4-24-1
一人前390円&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;

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