乳酸菌 楽しすぎて狂っちまいそうだ！
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&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;週末の夕飯です。↓ラム肉焼いただけ。&bsp;&bsp;オーストラリア&ニュージーランドのラムは牧草飼育が中心です。Lカルチニン、鉄分、亜鉛たっぷり摂取しときます♪&bsp;ビーツが甘くて、もはやスイーツ。&bsp;そういえば、わが家は、子供が離乳食の時代もラム肉やレバーをすりつぶしてあげていました。（ジンギスカン用のラムは柔らかいし食べやすい♪）温泉たまごや、とろとろに煮込んだソーキを細かくしたものも好きでした。&bsp;基本、大人が食べるのと同じものを薄めてすりつぶしてあげていたので、「小分けにして冷凍に〜」とか、「子どもが喜ぶものを〜」とか、全くしていなかったな（苦笑）。&bsp;息子は魚嫌いでしたが、肉食女子の下の娘はアジの干物や青魚やホッケなんかもすりつぶして、おかわりしてた。（←将来酒飲み？）&bsp;野菜はまるごと蒸すorゆでて、手づかみでかぶりつくスタイル。細かくすると逆に詰まらせる感じがあったので、キャベツやニンジンや大根なんかも鰹節やお肉と一緒にポトフみたいに大きくゆでて。&bsp;&bsp;&bsp;残りのスープももちろん飲み干します。（初期〜中期の頃はスープと一緒にお野菜をすり鉢でつぶすだけ。&bsp;&bsp;（↑豚レバーも離乳食後期は手づかみで。）&bsp;娘には一歳ぐらいから骨つきの鶏手羽元の煮物なども与え、ぐちょぐちょにしながら手づかみでしゃぶってました。&bsp;&bsp;今でも下の子は骨つき肉が大好物です。&bsp;なんか、今とやっていること変わらないかも（笑）&bsp;娘は「ごはんだけいっぱい食べたがる」ということもなく、お菓子もそんなに食べたがりません。&bsp;そして腸内環境もすこぶる良く、毎日元気な無臭ウンチです。&bsp;豚肉の塩麹焼き。この日の主食は食べ合わせを考えて、ごはんではなく、じゃがいも。↓&bsp;&bsp;一方、上の子の時はお野菜と豆腐とお粥中心のマクロビ寄りでしたが、それでも8ヶ月ぐらいからレバーや卵黄などもよくあげていました。&bsp;でも糖質中心だったからなのか、上の息子は今でもパンやパスタや米が大好きで、花粉症とハウスダストアレルギー持ちです。ウンチもまだ臭いです。（栄養足りていなかったんだよね。分づき米ごはんをいくらおかわりしたって、ご飯もっと食べたいもっと食べたい！って訴えていたんだよね。）←でも今はアレルギーも腸内環境も、栄養療法でずいぶん改善しましたよ！&bsp;そして娘は３歳まで母乳飲んでました。（ちなみに私は幼児時代５歳まで母乳飲んでましたww）&bsp;&bsp;タイプの全然ちがうわが家の二人の子供の食の嗜好ですが、二人とも「イヤイヤ期」や「泣きわめき期」もありませんでした。（子供のイヤイヤ期や大人のイライラ、産後うつが鉄不足や低血糖に関係していることは記事後半で紹介している著者にも書かれています。また、外で食べる機会はあったにせよ、家では砂糖を置いていなかったのも関係あるかもしれません。←血糖値の話ですね。）&bsp;ただ、産後のお母さんの鉄分不足・タンパク質不足などの栄養状態を改善することで、お母さん自体がイライラやうつや焦りや産後疲れや怒りなどが解消されるので、子供のイヤイヤ期・泣きわめき期を左右するのは、お母さんの糖質依存・栄養不足を改善することに一番の解決法があると思っています。&bsp;二人とも平熱は昔から変わらす36.8〜36.9度です。上の子は5度以下の真冬でもジャンパー、コート着ずに学校行きます。&bsp;食事の内容がどれぐらい影響しているかは、これだけでは判断できないし、人それぞれの体質もあると思いますので、あくまでも「わが家の子供たちのレポート」として捉えてくださいね。&bsp;&bsp;女の子で肉好きって多いですよね。それも大きくなるにつれ、スイーツとか体の冷えるものばっかり食べたくなるようになるのかな…。今のうちにしっかり栄養で満たしてあげて、冷え性女子やPMSで困らないようにしてあげたいな。&bsp;&bsp;細胞や骨や歯や内臓は、タンパク質でできている。血液もタンパク質でできている。そしてお母さんの母乳は血液でできている。だから、母乳も赤ちゃんもタンパク質・鉄分不足になるとちょっと問題が発生してくる。&bsp;赤ちゃんは「母乳」からタンパク質や脂肪酸や乳糖を栄養源として育ってきて、そこにとつぜん、離乳食で「お粥」というブドウ糖を食べさせて、異物を入れることになる。（乳糖とブドウ糖では消化経路が違うからです。）&bsp;赤ちゃんにしたら「ケトン体サイクル」だった体に、急に体に異物が入ってくるわけで、そりゃあ苦痛で吐き出したり、食べ慣れるのに時間がかかります。&bsp;お粥で強制的に「ブドウ糖サイクル」に慣らしてしまうのが現代の穀物社会の食事法だからしょうがないのですが、そこから体は、ごはんやパンなど「糖質」を欲するようになる？&bsp;「お粥は消化によい」というけど、実は一概にそんなことは言えないらしく、タンパク質は胃酸で溶けますが、炭水化物や食物繊維というのは胃酸で溶けきれずに腸までいって最終的に消化されるので、かなり消化には時間がかかるそうです（これは自分が逆流性食道炎になった時に学びました）。&bsp;白米がゆの主成分はブドウ糖です。玄米がゆには他の栄養素も含まれますが、腸を傷つけてミネラルを排出させてしまう半栄養素（フィチン酸やアブジシン酸）も多いので、むしろ白米よりリスキーかもしれません。&bsp;本来なら、赤ちゃんにはタンパク質やミネラルのたっぷり溶けだしたお出汁やスープからあげていくのがいいのかもしれない。お野菜も入れて煮込めば、野菜からの栄養素も溶け出て一石二鳥。&bsp;そして、月齢が上がるにつれ徐々にお粥を取り入れていく感じに。&bsp;そして、こどもにもお母さんにも、ていねいにとった「お出汁」は大切な存在だと思います。ケッチャップや○○ソースより子供の味覚を育てます。&bsp;鰹節や煮干しの「おだし」には、タンパク質やアミノ酸やカルシウムや鉄分や亜鉛やLカルニチンなど、赤ちゃんの脳や体の成長に必要な栄養素がたっぷり溶け出ているわけですから、最高の離乳食だと思っています。&bsp;かつおぶしに豊富なアミノ酸「トリプトファン」は、脳内のセロトニンを分泌させます。自律神経を整えたり、心を落ち着かせたり、安眠に導く物質で、別名「幸せホルモン」などとも呼ばれます。また、脳細胞を活性化させる働きもあるそうです。&bsp;おだしのきいたスープやお味噌汁を飲んだ時に「ホッとする」のは日本人だからだけでなく、このセロトニンが分泌されることもあると思います。&bsp;もちろん、手羽元や鶏ガラや塩豚などを煮込んだスープにも同じ成分が含まれています。&bsp;これは、「ふのり」と「鶏ガラ」でとった出汁のスープ。↓&bsp;海草類はとにかくミネラル豊富なおだしがとれます。アルカリ食品だしね！&bsp;しかも、海苔やわかめや昆布などの海草類を消化する酵素を持っているのは、日本人と一部のアジア人だけなんだそうです！人間の適応性ですね！&bsp;３歳以降は、・朝は軽く。タンパク質と脂質中心。・昼は中タンパク質。米もしっかり。・夜はタンパク質たっぷり。炭水化物よりタンパク質やビタミン、ミネラルで満たしてあげる。&bsp;このバランスが体に一番タンパク質が吸収されるみたいです。&bsp;基本は夜の「栄養を吸収する時間帯」にタンパク質をたっぷり、細胞の修復・再生や成長ホルモンの分泌のためにしっかり補給します。（←でも大人はお腹パンパンになるまで食べていいわけじゃありません。大人は腹八分が大事です！）&bsp;夜は寝るだけでエネルギーは使わないので、炭水化物は必要ない。朝、動けなくなるだけなので。（ただ、子供は「炭水化物＜タンパク質・脂質」のバランスで、ある程度の炭水化物は必要です。）&bsp;私は１日２〜3食で炭水化物食べてた時は体が重かったぁ、疲れてたぁ。&bsp;（でもこんなこと栄養士さんに言ったら「はぁ？！」って言われるだろうなぁ。「ケトン食」を取り入れている保育栄養士さんに出合ったことはないし…。）&bsp;それで、この本はほんとうにほんとうにオススメです。↓私の言いたいことを、定真理子先生がすべて解説してくれています。子供の症状別栄養素やレシピも参考になります。&bsp;&bsp;もちろんこの食事法だけが正しいわけではありません。一方向のものごとだけを見ずに、多方向からの理論を他にもいろいろ取り入れて、自分が納得できる育て方をしていけたらいいと思います。&bsp;そんなわが家の子供たちも一歳ぐらいまでヘモグロビン値はギリギリラインでした。ヘモグロビン値がギリギリラインということは、フェリチン値（貯蔵鉄）が低い可能性が高い。&bsp;隠れ貧血。なぜか。&bsp;それは私が妊娠中に貧血ぎみだったのが影響していると思う。&bsp;というのは、女性は出産をすると、子供にお母さんのフェリチン（貯蔵鉄）を50持っていかれます。だからもし、フェリチン値が30しかない場合、お母さんの貯蔵鉄はマイナスになるばかりか、子供も貧血で生まれてきます。これは先日紹介した著者でも言われています。&bsp;２人産んだらフェリチン100も持っていかれます！&bsp;そしてフェリチン不足で出産すれば、抜け毛、白髪、シミ、体力低下、だるさ、痩せにくい、冷え、骨盤が弱くなる、汗をかかない、甘いものがやめられない、経血量が多い、爪の割れ・波うち・そり返り、肌や髪の乾燥、イライラ、不安、PMS、産後鬱など、様々な産後の症状が出てきてしまいます。&bsp;アメリカでは、フェリチン値40以下は妊娠を控えるように指導されるそうです。&bsp;できればベビーを授かる前に鉄活をして、フェリチン100をキープしておけば、出産後も自分のフェリチン値は50を維持できます。&bsp;フェリチン100あれば、子育てだけでなく、自分の毎日の体力、健康、肌ツヤ、体温もパーフェクトな「鉄ビューティ」でしょうね。&bsp;けれど、日本の健康診断ではフェリチン値まで測ってはくれません。だからヘモグロビン値が基準値以内で正常でも、隠れ貧血の方は非常に多く、日本人女性の半数以上が隠れ貧血だと言われています。&bsp;血液検査でヘモグロビン値が13以下の方は、フェリチン値が低値である可能性が高い。（女性値）&bsp;実際、PMSやPMDD症状のある方は、ヘモグロビン値は基準値内でも、フェリチン値が「一桁」とか、「測定不能」！！なんて方も少なくないそうです。&bsp;そしてフェリチンが20以下だったとしても日本のお医者さんは「異常なし、大丈夫！」とスルーするだけで、ちゃんとした栄養指導ができる医者はほとんでいないでしょう。&bsp;鉄が欠乏しているということは、体が常に酸欠の状態なので、妊娠中になってしまったら胎児の酸素供給にとってもあまり良いことではありません。&bsp;お医者さんは「二枚爪や割れはよくあることだからね」とか、「基準値内だからたいしたことないよ」と言うのは、「ただちに影響はないよ」という意味です。&bsp;将来的な見通しを立てた診察ではありません。&bsp;でもそれは実際、体からの直接のサインです。産後にガタがきます。また、鉄不足は精神状態に非常に大きく影響を与えるそうです。&bsp;産後当時、疲れやイライラやめまいなど鉄不足のサインが出ていた私は、出産前にフェリチンのことを知っておきたかったなと思いました。&bsp;&bsp;すでにいろいろ体からイエローサインが出ている方は、まずは「不調のない体」にもっていってあげることが最優先。自分の体の声は、自分にしか分からないことです。放置していたら、自分の体がかわいそうです。&bsp;子供が鉄欠乏であるかどうかも、子供を観察すれば必ずサインを出しています。こどもの鉄不足（隠れ貧血）の主なサインは、・スプーン爪、爪の波打ち、割れ・髪や肌の乾燥・イヤイヤ、無気力、泣きわめき・急に不安になる・集中力がない、急に怒りだす・氷を食べたがる・甘いものに執着する・低体温・目をベーとやると目の裏が赤くない。ピンクまたは白っぽい。・舌が白っぽい・低体重・寝つきが悪い、寝起きが悪いなどです。&bsp;実は、鉄不足を解消するだけで劇的に改善できることばかりなんですって。&bsp;&bsp;貯蔵鉄（フェリチン)は、体に「常に蓄えらている鉄」という意味ではありません。「蓄えられる力」といったほうがよいかもしれません。&bsp;貯蔵鉄は腸内の腸壁に蓄えられますが、腸壁は毎日排便と一緒に入れ替わりますから、鉄分は毎日取る必要があります。また、タンパク質も体内に貯蔵することが出来ないので、たま〜にお肉やお魚を食べたからといって、新しい肌や髪や爪が出来るというわけではありませんし、肉や魚や卵を食べたらすべてがタンパク質になるわけではありません。&bsp;だからこそ、毎日のタンパク質の底上げが必要なわけです。&bsp;フェリチン100に持っていくまでに３年かかる人もいれば、半年で底上げできる人もいます。その人の腸の吸収力や基礎代謝量にも大きく関係しますから。&bsp;まさに、食歴は病歴であるということです。&bsp;&bsp;まずは、鉄をしっかり消化吸収できる胃や腸でないと。なんですよね。胃酸が出ていなかったり、腸内環境がぼろぼろな場合、対策はまずそこから。つまり、よく噛むこと。いつも言っていますが。&bsp;乳酸菌やプロバイオティクスより何より、腸内の善玉菌を育てるには、「咀嚼力」です！&bsp;&bsp;そして、「ヘム鉄」を含むタンパク質を食べていく中で自分に合うものを見つけていく。その実験結果の中で、自分や子供にあったタンパク質を選択していくことが大事だと思っています。&bsp;情報に引っ張られるのではなく、自分の体の声を聞くこと（＝自分を観察すること）のほうが大事。&bsp;つまり、自分の消化力に合った食べ方をするのが大事だと思うのです。