デート からだ・くらし・すこやかに
実家の家族と一緒にUNIVERSAL STUDIOS JAPANのYahoo!JAPANスペシャル・クリスマスナイトに遊びに行ってきました🎄💖👼 「天使のくれた奇跡Ⅲ 〜The Voice of a Agel〜」 迫力のあるマッピングに大きなツリー!!とても綺麗でした😆✨🔔 ユニバーサル・ワンダー・クリスマスは1月8日まで❄️ みんなもUSJで素敵なクリスマスを🎄🎅💝 #UNIVERSALSTUDIOSJAPAN #usj #osaka #大阪 #UNIVERSALSTUDIOS #ProjectioMappig #マッピング #綺麗 #ミニオン #miio #甥っ子と久々のデート #ミニオンに会えた伊藤 千晃さん(@kikichiaki)がシェアした投稿 - 2017 Dec 2 10:59pm PST
デート やっぱイチバン!
上野公園の 大階段を降り
横断歩道を渡る時
駅の公園口の坂の方から
物凄いスピードの車が来て、
信号を無視し
ナツコの前を横切った。
(危なッ!)
一瞬、あんな車に当たって
ポチッ完了。
の手も ありなのか?
そんな事を 考えながら 不忍口に 着いた。
昨夜の電話「上野」と言ったら不忍口を指定された。
上野を良く知る人なら 不忍口を指定するのもわかる。でも、普通 昼間のデートなら公園口か 広小路口を指定するはず...。
あの男も 上野に 詳しい人なのだろうか。
不忍口の前の 横断歩道は 少し 変わっていて1番 手前に あまり車が入って来ない1車線がある。まぁ、入って来たとしても客待ちのタクシーか、本当に上野を良く知る人か、もしくは 迷い込んだ人のいずれかだ。 ナツコは 悩んでいる。
悩みながらも信号を待つような 形で不忍口の前の横断歩道の所にいた。 サイジョウは 車で来るだろうか。それとも 電車だろうか。 だが、 アッという間に人に 囲まれた。
8月最後の土曜日。
人の渦、人の波に 飲み込まれかける。前の信号、歩行者用の信号が赤から青に変る直前に車が停まり ドアが開いた。
「ここは あまり 長く停車出来ない。」
さっき、ナツコの前を猛スピードで通り過ぎた黒い車がそこにいて、中にサイジョウがいた。
ナツコの頭は 空白でその車に吸い込まれたが車は少し走って 直ぐそばの上野駅のタクシー乗り場の所に停められた。
「ここも あまり 長くは 停まってられないが
おはよう。
随分 早いんだな。」
サイジョウは ナツコの顔を見ず真っ直ぐ 前を見たまま そう言った。 「あっ...。なんか 早く 着きすぎました。」 ナツコの止まった 頭の中がゼンマイ仕掛けの時計のように動き出しこの男との 駆け引きが始まった事を知らせる。 「デートの時...。
女の子は 5分か10分 遅れて来るのが定石じゃ?
それとも 早く来て、
相手がどの位自分を想っているか目安をつける?
オレは そのワナにまんまとかかったと
そういう事か?」 (なんだコイツ!私の頭の中を 全部読んでる積もりか バカ!) 「バカ」
この言葉は 関西圏の人はあまり好きでは無いかも知れない。だが、東京の女の子は違う。
この「バカ」には 色々な意味があり、色々な場面で使われる。
まぁ、1番 多いのは、怒っている時 罵る時だが、「大丈夫なの?」「心配させないでよ」の時もあり「そんなに 優しくしないで」「好きになるじゃないの...。」の時にも使われる。 だが、今 ナツコの心の中で思われた「バカ」は 怒りと罵りに近い。 しかし 今日のトオルはどれだけ ナツコに 「バカ」と思われるのか、何回 ナツコに その感情を抱かせるのか、そして その 「バカ」が「好きになりそう」に変換出来るのかがポイントだと 思っていて早くもトオルは
1ポイント獲得した様子だ。 だが、ナツコも そう簡単に オトされる訳にはいかないという 思いがあり、無駄な抵抗を始める気だ。 「なんか...。あまり 眠れなくて
早く 着いただけです。」 「オレと電話したあと...
嬉しくて、興奮して 寝れなかったとか?」 (ハッ?
あぁ 自信過剰、自惚れ屋なんだ。 その手にのるかバーカ。) 本日 早々に 2度目のバカ!ナツコ 危うし……。でも 平静を装う。
「あの...。 なんて お呼びしたらいいですか?
サイジョウさん、それとも 社長さん?」
ナツコにしてみればこの思い上がった男に相当な嫌味を言った積もりだったが 「トオル。 そう呼んで欲しい。
それと 敬語は イヤなんだ。
この事については 譲れない。」
(ハッ?譲れない? 私は アンタの部下じゃないし、譲れないとか 完全 上目線で いやなんですけど!) 早くも 3度目の「バカ」が 出そだったが次の言葉が それを思い留まらせた。 「車を 走らせて
デートを初めて 大丈夫か?」 (何?
ここに停まったのは その確認をとる為?)
ナツコは 返事ができなかったが車は ゆっくりと 動き出した。
必然的に 無言の車内。
「あの...。トオルさん...。
お仕事って 何か聞いても 大丈夫ですか?」
ナツコは デートでの 定番の質問をする。 「トオルに さん はいらない。
オレの仕事? なんだと思う?」 (ったく! 上目線かと思えば
「さん」はいらないとか超めんどいんですケド...。)
でも 言葉は 違う。
「あぁ、スゴくオシャレだから
アパレル系とか?」
黒に近い 紺色のジャケットの下は白のシャツ、織りが丁寧で高級で 品があるのが 一目でわかるし、何より 良く映える。
綺麗な横顔。
ナツコの頭の半分は そんな事を考えている、でも もう半分は油断のならないヤツ
そう思っている。 「まぁ、そういう事も しなくは ないな。」
(ハッ?ねェねェ アンタ!
澄ました顔して私の事 1回も 見ないで 平気な顔してウソついてるケド、アンタの部下の近藤さん、不動産屋の名刺置いて帰ったんですケド、それ 忘れてますか?
あぁ~そうやって ウソ付く積もりなら...。私も 全部 ウソばっか言うからな!バカ!)
あら! 大変。本日 3度目のバカ。
でも ナツコの中では
1度目と2度目のバカとは 違って何かを期待していた 自分に対しての...バカ。
そして、やはり 沈黙が続く。 でも ナツコは 何故か この沈黙があまり いやじゃなかった。 普通 この ファーストコンタクトは思い切り 質問責めか、大いなる 自慢話しになるか、相手がガチガチのド緊張で嫌な空気になるものだが、その どれでもなかった。
「ナツコ、もう 質問は 終わりか?
1つ オレの方から 質問していいか?」
「どうぞ。」 「今日のファッションは
ナツコの好みなのか?」
「ん?似合ってませんか?
専門家から見て ダメ!って感じですか?」 ナツコは 思い切って 嫌味を言う。 「似合うとか 似合わないとかの話しじゃない
ナツコの好みか どうか 聞いてる。」 相変わらず こちらを見ず、少し声が 大きくなった。 「あの...。
何か 怒ってますか?」 「まぁ、怒っているとすれば
ナツコが まだ 敬語を使っている事に対してかな
だが、それは ナツコに対する怒りではない。」 (うへぇ~ もう 難しい人だなぁ...。) 「トオル、私のこの服は
似合ってないって いいたいでしょ!」 ナツコは 少し ムキになったがトオルは それに 少し反応した。 「ナツコは バカ なのか?
質問の意味が 解らないのか?」 (バカって、そりゃ バカかも知れないケド、そんなに ハッキリ言うかな。私の好みかどうか?
こんな服 好みな訳ないじゃん!
白の 紺色の飾りボタンが着いた ペラペラのカットソーに、それに ブルーのヒザ上の ミニスカート...。
こんな服 好みじゃないケド、これは 月曜日に 長谷部 亮太に 買って貰った物だし、第一
自分で服を買うなんて 私には 出来ないんだから。
私の事 何も 知らないクセに バカ呼ばわりするな、バカ!) もう これは バカの 応酬が 始まる 気配なのか。
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