2.レントゲン検査
レントゲン検査では、主に背骨のX線を撮っていきます。
これによって、骨折をしていないかどうか、骨の形が歪んでいないかなどを確認する事ができると共に、骨がスカスカな状態になっていないかどうかも確認する事ができます。
レントゲン検査をする事のメリットは、他の病気なのか、それとも骨粗しょう症なのかどうかを判別できるという事。
問診によってや、気になる症状によってこちらのレントゲン検査が適切という場合には、こちらを受ける事になります。
3.身長測定
これは25歳の頃の身長と比較していきます。
これでどの程度縮んでいるのかどうかを知る事で、骨粗しょう症の可能性があるのかどうかを診断していきます。
たかが身長測定と侮るなかれ、重要な指標となるのです。
4.血液・尿検査
これは骨代謝マーカーという検査になります。
これで骨の新陳代謝の速さを知る事が出来るのです。
骨の吸収を示している骨代謝マーカーの高い方というのは、骨密度の低下速度が速いという事が分かっています。
ですので、こうした方の場合には、骨密度の値にかかわらずに、骨折してしまう危険性が高いという診断をする事が可能です。
また、レントゲン検査と同じように、骨粗しょう症なのか、また違った病気なのかという判別を行う場合にも採用される検査方法です。
このように、4つの検査方法がありますが、骨粗しょう症と判断するには、骨密度の他に骨折をしていないかどうか、この2点によって判断されるという事を覚えておくと良いでしょう。
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